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zoom RSS 三度目の正直

<<   作成日時 : 2006/12/25 23:59   >>

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三度目のほったらかし温泉訪問。

8月の初訪問では富士山が、二度目の9月のときは日の出が、それぞれスモッグで見られなかった。

空気が澄む冬こそ、2つを同時に拝めるチャンスだ。
冬至をすぎたばかりのこの時季、ほったらかし温泉の日の出は7時くらい。
温泉の開場も日の出1時間前のルールなので6時となる。


3時に出発。もちろん、iPodの曲を先進システムで聴きながらだ。
首都高7号線-都心環状線-4号線を抜けて西の端の高井戸で下りる。
初回は高井戸からそのまんま中央道、二度目は甲州街道経由。
三度目の今回は青梅街道ルートだ。

高井戸から環八を経て青梅街道を進み、田無で新青梅街道に合流。
真夜中はスイスイ。出発から1時間・4時の時点で到達したのは武蔵村山市だった。
箱根ヶ崎で道は再び青梅街道となり、青梅市に入ったのは4時15分ごろ。
青梅駅の近くで片道2車線の快適な道は終了。この先は1車線だが、国道411号線になる。


多摩川の上流とJR青梅線に挟まれた山間(やまあい)の道をぐんぐん進む。
JR青梅線も道路同様青梅までは都市近郊路線だが、この先は一気にローカル線に変貌する。

画像画像

写真右はJR青梅線の終点・奥多摩駅。青梅街道からちょっと脇道へ入ったところ。
特徴的な駅舎を見ようと、休憩も兼ねて寄ってみた。4時45分ごろだが、ライトアップされていた。
後で調べたら奥多摩始発は5時6分。照明が点いていて当然か。時刻的にはもう朝なんだよな。


画像

やがて多摩川は小河内ダム(奥多摩湖)に変わり、
派手な峰谷橋を過ぎしばらくすると山梨県丹波山(たばやま)村に入る。

丹波山村は小学生の頃、カブスカウト・ボーイスカウトの夏のキャンプで二度訪れた。
2泊3日の中日は山登りで、大菩薩峠(2,057m:「大菩薩嶺」の値)と雲取山(2,017m)に登った。
大菩薩峠は青梅街道の南、雲取山は北にある。それにしても…ともに2,000m級だったのか。
小5(カブ)・小6(ボーイ)だ。よく登ったわ。



道のところどころに気温の電光掲示があったが、0℃前後を示していた。
フロントガラスが端から曇りはじめ、たまに窓をすこし開けながら進む。
山梨に入ってからは道路の照明がなくなり、両側が森に。急カーブが連続する区間がいくつかある。

カーブをぐりんぐりん曲がるのに疲れ、空き地を見つけて小休止。
森の中でアイドリングしているのがむなしいのと、ある目的のためにライトとエンジンを切った。
消灯直後、無照明の視界は真っ暗、天然の夜だ。しかし、カーを降りて天を仰げば…

「ウッヒャー! おそらのほうせきばこやー!」

星がぎっしぎしギシギシのきらきらキラッキラのビッシビシですよ、あなた!
森の谷間から見えるその空は、都会で見るそれと同じものだとは思えない。
ケイタイでの撮影を試みたのは言うまでもないが、真っ黒で何も写っていなかった。

20年前にキャンプで訪れたときは夏だったが、やはり満天の星空だった。
CGのように流れ星がビュンビュンとひっきりなしに流れていて、みんなで首が疲れるまで眺めていた。
青梅街道ルートを選んだのは、その空をまた観たかったからなのだ。今回流れ星はなかった。
¥100マックのCFで「星を観に行きませんか?」っていうセリフがあるけど、行くならこういう山の中だ。
ぜひ肉眼で見てほしい。


再びカーに戻る。
山をぐりんぐりんと進み、大きなカーブの橋で一気に下ると、甲州市(もと塩山市)の夜景が見えてきた。
JR中央線の塩山駅前で青梅街道(411号)に別れを告げ、知らない道をテキトーに進んで国道140号へ移る。
すでに温泉開場の6時を過ぎていた。フルーツ公園入口の交差点からは過去2回と同じルート。

前2回はこの140号との交差点から山側へ入ると道は右に曲がるだけだったが、
今回来てみたら整備中だった直進する道が開通していた。
間違えないように右折して富士見通りに入り、『極楽と地獄・前編』の最初の写真と同じ位置で一旦停車。
すでに空が白み始めていた。

画像
(2枚を合成)

こんな風景が広がっているのに通り過ぎるわけにはいかない。
そして、ひとまず富士山が見えることは確定した。

温泉にも入りたいので、撮影をそこそこに先を急ぐ。
フルーツ公園の駐車場に入ると正面に富士が… また停まって撮る。

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ホテルの脇でまた。

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カーブの手前の空き地でまた。

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撮ってる間は毎回、車が数台後ろを通過していった。


到着。前2回は開場前で温泉の駐車場に車が4・5台しかいない状態で着いていたが、
開場に間に合わなかった今回はすんごい台数が駐車場に停まっていた。客の数も伸びているんだろう。

「あっちの湯」と「こっちの湯」があるほったらかし温泉だが、「こっちの湯」は改修中で昼でも入れない。
今回も「あっちの湯」に入ることになった。

いやー、すんげぇ人の数。
露天風呂は毎度のことながら客全員が日の出の方向を向いてモターっと入っている。動物の群れのようだ。

お日さまはじらしじらしでなかなか出てこないが、あきらかに一点が明るくなってきている。
連なる山の稜線がVの字にえぐれているところ。マンガのような「日の出の理想のポジション」だ。
そして、高級卵のハリッハリの黄身のようなお日さまがVの字からズリズリと上ってきた。
誰ともなく「うぉー」という声が上がる。
そして黄身が一気にとろけるように朝日がキラキラと溢れてきた。

画像画像

感動の景色を拝んだところで風呂から上がった。今回はちょっと短めだったかな。

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富士山は赤富士に近いキレイなピンク色をしていたが、駐車場のバックの山もまたいい色をしていた。


帰りはいつもどおり中央道へ。勝沼インターへ向かう道の途中で、西側に南アルプスが見えた。
ははぁ、キレイなもんですな。今まで知らなかった。
日本なのにアルプスなんて、ってよく思うんだけど、なるほどと思わされる。

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中央道で弱い眠気を感じてきた。笹子トンネルは長く単調なのでこういうときは危険だ。
慎重に運転を続けて談合坂SAに入り、食事をしてからカーに戻って就寝。
カー寝は苦手だがいつの間にかガッツリ眠っていて、「ビク起き」したら一時間経っていた。

画像

ビク起きってぱっちり目が覚めるもんだ。起きた5分後には再び走っていた。
中央道・首都高とも渋滞はほとんどなく、初回のときのような命の危険を感じることもないまま帰宅できた。


三度のほったらかし行きで今回が一番よかった。
おそらを楽しむには冬が最適!

残るは「こっちの湯」制覇だ。改修が終わったら朝も入れるようになるといいなぁ。

 アルバム『ほったらかし温泉・三度目』(ロゴをクリックで開きます)

(ひみつ情報)
往路の環八で「iPodFM飛ばし機」の混線を初めて体験した。
入ってきたのは山田優のVodafoneのCFで使われていたダッサイ邦楽だった。

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