キュピっと

上井草でiFsの練習。

高田馬場で東西線から西武新宿線に乗り換え。
ここから上井草まで各駅停車でコトコト進む。
その次の上石神井だと急行や準急でサッと行けるのだが。

新宿線は意外と縁があってこれまでに何度も使っているが、各駅停車に長くのるのは初めて。
乗る区間は住宅街に囲まれた風景で終始するが、沼袋とか下井草あたりは閑静な雰囲気でよさげな街に見えた。
下井草の駅前には70年代っぽい洋風の建物の喫茶店なんかがあって、ひと昔まえの私鉄沿線の空気が色濃く残っていた。

それでも駅は小ぎれいに改装されているところが多い。
かつて環八の渋滞ポイントだった踏切がなくなった(それも結構前だけど)井荻の駅は、
屋根が高く、ホームの幅も広くなっていて、かつての西武新宿線のイメージはない。

ところが、目的地の上井草の駅はレトロスタイル。

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木造の柱で支えられた天井の低い屋根、石積みのホーム、
線路から45度傾けて並べられた床タイルは昔の西武のスタイルがそのまんま残っている。
対向式ホームをつなぐ通路はなく、改札は別々だ。

駅からちょっと歩くとすぐ住宅街に。
グラウンドはその住宅街にある上井草スポーツセンターの中だ。
プール、テニスコート、サッカーグラウンドなどいろいろな施設があるここ、
忘れ物もそれなりの数が出るようで、ロビーに「公開」されている。

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その多くは用具なのだが、なぜか刀が! 適度に薄汚れていて、使い込まれている(笑み)
実際は親についてきた子どもが置いていったんだろうが… 今日日カタナってなぁ。

グラウンドは建物の屋上にある。
広大な正方形の人工芝スペースに4面の野球グラウンドが配されている。
マウンドとベース周りがアンツーカーになっているのは通常の人工芝グラウンドと同じだが、
そのアンツーカー部分の形がヘンなのだ。

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左が上井草。右がヤクルトの本拠地・神宮球場の内野。
神宮のが通常のアンツーカーの部分の作り方。
上井草のは何かの記号のようにも見える、異様な形をしている。
アンツーカーは土より粒が硬く、イレギュラーバウンドが起きやすいので、この部分が広いと草野球人にとっては嫌がらせにも感じる。
(後日補足:ソフトボール兼用のため、野球サイズより手前にもアンツーカーが伸びているそうだ)

練習開始。
朝から曇っていたこの日、期待した日焼けはならず、ちょっと肩すかし。
途中、雷鳴が響き、雨が降り出した。
練習を中断し、ベンチに引っ込む。屋根のあるベンチがあってよかった。
雨が弱まったところで打撃練習を始めたが、時間が足りなかった。

上井草は設備が整っていて、シャワーも使える。
雨まじりだったが、そこは8月。パンツはかなり湿っていた(笑み)
シャワーで汗を流し、ちょっとスッキリした。

13時を回ったところ。練習後恒例のファミレスへの移動を試みるが、いろいろKYな都合(ひみつ)で調整しているうち、また雨が。
練習中のそれとは違う、強烈な雷雨となった。

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時間が進むにつれ稲光と雷鳴のズレがだんだん短くなり、ついには近くに落ちた。
コゲコゲなくらい日焼けしたると意気込んでたのに、この体たらく。

KY(ひみつ)が解消され、線路を渡った先のバーミヤンへ。
「アップルマンゴープリン」というのがあったので喰ってみた。

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アップルマンゴー… ここんとこよく聞く。
テレビ番組『松本紳助』で宮古島の完熟マンゴーを取り上げ、話題になった。
おととしくらいだったか? そのころはアップルなんて呼び方は使ってなかったが、真っ赤な皮だった。
マンゴーというと、どうもクスリっぽい匂いで(パパイヤと混同してるかも)オレは好きじゃなかったんだが、
宮古島の真っ赤な完熟マンゴーはただの黄色いマンゴーとは全然味が違うらしい。
2年つづけて完熟マンゴーを「ウメェウメェ」言いながら頬張る島田紳助と松本人志の姿を観た。

で、このプリンにはアップルマンゴーの小片が3切れ入っていた。
うーむ、これは確かにウマいかも。バーミヤンのデザート風情でこれなんだから、
しっかりしたやつを1コまるごとを頬張ったら、それはたまんないだろうなぁ。
プリンそのものは練乳の味がききすぎて、ただただ甘いだけだったのが残念。


15時半ごろバーミヤンを出て、上井草駅へ。
山手線が落雷による停電でストップしてるという。あの雷はすごかったもんな。
往路とちがい、鷺ノ宮で準急に乗り換え。その鷺ノ宮のホームから、こんなものが見えた。

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『東京現代屋台』。「バラック」と言ってもいいようなこの建物に掲げられた控えめな看板。
きっとその通り飲み屋なんだろうが、なんだか下北沢あたりの劇団の小屋のようにも見える。
んが、ほどなくその左の看板に目が行った。

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古くから掲げているであろう看板に、後から情報を付け足したものだ。
手作り感あふれるその付け足し部分、テープで直線のみのマスキングをして塗装したんだろう。
そのチープ感は、「ほんとに花が届くのか?」と誰もが思わざるを得ない。

そしてよくみると『花キュピット』じゃないか!
きっと『花キューピッド』とはちがう、他団体のネットワークなんだろう。
「Jリーグだと思ったらしリーグだった(吉田戦車著『伝染るんです。』より)」みたいな。

ま、そんなことはないんだろうが。


(ひみつ情報)
KYのことは、ひみつだ。

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